色の調和と人の個性の話し。大人も読みたい絵本「くれよんのくろくん」。

色彩

合う色、合わない色、ってよく聞きますよね。

例えば、青と水色は同系色だから合う、オレンジと黄色は似ているから合う、赤と緑はクリスマスカラーだから合う……など。

 

色彩検定を勉強すると習うのですが、色の分類の一つのやり方として、無彩色と有彩色と言う考え方があります。

無彩色は、白・黒・グレーの3色のこと。つまり、白と黒とその間にあるグレー以外の色彩が含まれていない色のことです。

有彩色は、無彩色以外、つまり白・黒・グレー以外の色のことを言います。

 

そして、合う・合わない(このことを調和する・調和しないと言います)について、無彩色には「どんな色とも調和する」という特徴があるんです。

  • 無彩色:どんな色とも調和する。
  • 有彩色:調和する色と調和しない色がある。

     

なるほど、これを、人の在り方に当てはめて考えてみました。

  • 無彩色のような人:誰とでも調和する。どんな人にも合わせることができる人、でしょうか。
  • 有彩色のような人:調和する人としない人がいる。誰とでも合うわけではないが、合う人とは合う、という人でしょうか。

まあ、人間なので、完全に無彩色(合わない人が全くいない)という人はもちろんいないと思いますが、「のような人」というニュアンスで考えます。

 

私自身は、無彩色であろうとするがそれは無理だと気が付き、自分は有彩色だと認識するが、どんな色彩をもった有彩色であるか分からなくなる……そんな色の人です(笑)。

あなたは、無彩色のような人ですか?有彩色のような人ですか?

 

どちらにも、それぞれの良さがあります。時によって変わることだってあるでしょう。

でも、なのか、だから、なのか、お互いがどちらの色もいいね、と相互に受け入れられる世の中にしていきたいな、と私は思っています。

 

ちなみに、そんなお互いの色とその相互理解の大切さが学べる絵本が、身近にあるので紹介します。

子どものために買いましたが、大人にも十分良い示唆がある内容でした。

色んな色が輝く、色んな個性が輝く、お互いにそれを尊重・応援しあえる、そんな世の中にしたいな。

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