人生をどう生きるかについて、ぐっとくる言葉に出会いました。
「人生を楽しむには準備が必要だ。」
「残業ゼロ」の仕事力 吉越浩一郎
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この本を手に取ったきっかけは、残業が多い現状を変えたいと思ったことでした。
本の前半から中盤には、著者が率いる組織で残業を減らした実績やその過程について書かれていましたが、正直、「分かるけどできるかな」というのが感想。
しかし、最後の章の冒頭にあった言葉に、ズバッと心を打たれた気持ちになりました。
定年後に時間ができても、それまでの間に計画を立て、家族や友人との絆を深めるなどの準備をしておかないと、ようやくできた時間が、ただただ苦痛な「余生」となってしまう危険があるのです。
「残業ゼロ」の仕事力 吉越浩一郎
まさしく……その通りだ。
時間だけが確保されても、家族をはじめそれを共にする仲間がいなければ、その確保された時間はどんな色になるのだろう。
もちろん、一人で描けること、楽しめることもあると思います。
むしろ一人の方がよいと感じる場面だってあるかもしれない。
でも、数十年という時間を、一人だけで過ごすのは、やっぱり寂しいでしょう。
私は、子どもたちに、大人になるのって楽しそう、未来が楽しみ、という姿を見せたいと思って子育てをしています。
それを実現するには、「今」を生きること。
残業自体もそうですが、残業があったとしても、その時間を誰とどう過ごしているのかが大事。
仲間との関係を育むことに時間をかけないと、人生が枯れてしまうと感じました。
さて、最近連絡してなかった仲間に、連絡してみよう。
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